おうちで試す、はじめての数

2歳の数遊びは何から?
家でできる6つの遊び

まずは「ひとつちょうだい」から。このガイドは、数字を書かずに、渡す・選ぶ・指さす遊びを集めました。1〜3個の少ない数で、今日の気分に合うひとつを試してみてください。

2歳ごろからの家庭向け提案です。年齢は目安で、順番や達成期限はありません。

遊びと声かけを見る

「数を言う」以外の入口もあります

乳幼児向けの数学について、全米乳幼児教育協会(NAEYC)は、日常の会話の中で数・形・大きさ・分類などに触れる例を紹介しています。参考:Math Talk with Infants and Toddlers

以下は、その「日常の中で数に触れる」という考え方を参考に構成した数強塾の遊び案です。特別な教材を買う必要はありません。タオルやぬいぐるみ、紙のまるで始められます。

迷ったら、この選び方で

  • ものを渡すのが好き → 「タオルをひとつ」
  • ごっこ遊びが好き → 「ぬいぐるみとお昼寝」
  • 絵を指さすのが好き → 「同じ数のまる」

目安は1〜3分。大人がそばで一緒に遊び、興味が薄れたらおしまいにします。

家でできる数遊び6つ

あそび 1 / 用意するもの:タオル1〜3枚

タオルをひとつ、届けてね

ひとつ、どうぞひとつ
ひとつ、どうぞ

まず1枚だけを置き、「タオルをひとつ、どうぞしてね」と声をかけます。渡せたら「ひとつ、ありがとう」。興味が続いたら2枚から1枚を選んでもらいます。

難しいとき
大人が手渡して「ひとつ」と言うところから。数を答える質問にしなくても遊べます。
もう少し遊びたいとき
次は「ふたつちょうだい」。渡す動作を1回ずつ数えます。
1・2・3をさがすプリントを開く

あそび 2 / 用意するもの:ぬいぐるみ2体とタオル2枚

ぬいぐるみとお昼寝ごっこ

ひとりに1枚ずつ
ひとりに1枚ずつ

ぬいぐるみを並べ、「ひとりに1枚、かけてあげよう」。片方に2枚重ねたら、もう片方を見せて「こっちの子にもあるかな?」と声をかけます。

難しいとき
ぬいぐるみ1体、タオル1枚で始めます。
もう少し遊びたいとき
3体と3枚にして、配り終わったら一緒に見渡します。
ひとつずつ配るプリントを開く

あそび 3 / 用意するもの:紙と太いペン(描くのは大人)

同じ数のまるを探す

同じ数を見つけようおてほんAB
同じ数を見つけよう

大人がまるを2個描きます。その下に1個の組と2個の組を描き、「上と同じ数はどっち?」。答えを言う代わりに、指で示してもらいます。

難しいとき
お手本を1個にします。迷ったら、お手本と選択肢を交互に1個ずつ指さします。
もう少し遊びたいとき
同じ2個を縦と横に描いて、並び方が違っても同じか探します。
同じ数を選ぶプリントを開く

あそび 4 / 用意するもの:同じくらいの大きさのタオル3枚

タオルのお店で多いほうを選ぶ

タオルを比べようAB
タオルを比べよう

左に1枚、右に2枚を置き、「たくさんあるほう、どっち?」と聞きます。重なって見えにくければ、1枚ずつ広げて並べます。

難しいとき
「どっち?」と聞かず、大人が「こっちはひとつ、こっちはふたつ」と見せます。
もう少し遊びたいとき
左右を入れ替えて、位置で選んでいないか一緒に確かめます。
多い・少ないのプリントを開く

あそび 5 / 用意するもの:紙と太いペン(描くのは大人)

大きいまる、小さいまる

数は同じ、大きさは違う1個1個
数は同じ、大きさは違う

大きいまると小さいまるを1個ずつ描き、「大きいほうをなでてみよう」。次は「小さいほうに、ちょん」。数の質問とは分けて楽しみます。

難しいとき
大きさの差をはっきりさせ、指さしを大人が見せます。
もう少し遊びたいとき
「大きいほうもひとつ、小さいほうもひとつ」と数も言葉にします。
大きい・小さいのプリントを開く

あそび 6 / 用意するもの:紙に描いた大きなまる3個

ふたつにタッチ

ふたつ選んでみよう選ぶのは ふたつ
ふたつ選んでみよう

「好きなまるを、ふたつタッチしてね」。指を置いたら「ひとつ」、別のまるに置いたら「ふたつ」。色ぬりが好きなら、選んだまるを塗っても遊べます。

難しいとき
まるを2個だけ描き、大人と1回ずつタッチします。
もう少し遊びたいとき
まるを3個に戻し、選ばなかったまるも一緒に見つけます。
ふたつ選んで塗るプリントを開く

数強塾オリジナル・保護者の確認問題

ぬいぐるみが2体、タオルが2枚あります。1体に2枚をかけた子どもに、次はどんな声をかけますか?

声かけの例と学習ポイント

例:「こっちの子にも、1枚かけてあげようか」。1枚をもう1体へ移す動きを一緒に試します。ポイントは、数を唱えることだけでなく、1体に1枚ずつ対応させる経験です。声かけは一例で、同じ言葉でなくてもかまいません。

数遊びで迷いやすいこと

数字を言えるのに、ものを数えるとずれるときは?

このガイドでは、一度にたくさん並べず1〜3個を扱います。「いち」と言うときに1個へ指を置き、次の言葉で次のものへ移る遊びを試してください。数字を唱える場面と、ものを指で数える場面を分けて観察します。

すぐ飽きたらどうする?

1問で切り上げてかまいません。机から離れたがるときは、片付けで「タオルをひとつ」と声をかけるなど、次の生活場面で試せます。プリントを終えることを目標にしなくて大丈夫です。

1〜3ができたら、すぐ10まで進める?

この遊びでは、同じ2個でも並べ方を変える、2個を1個ずつ配る、1個と2個を比べる、といった変化も用意しています。数を増やすか、同じ数で別の遊びをするかは、お子さまの興味に合わせて選べます。

できた・できないを記録したほうがいい?

必須ではありません。残すなら「ぬいぐるみにタオルをかけて笑った」など、楽しんだ場面をひと言。このページの遊びは発達を判定するテストではありません。

紙1枚で、同じ遊びをもう一度

準備を省きたい日は、カラーの無料プリントをどうぞ。全6枚、答え付き。登録せずに開けて、A4印刷や印刷画面からのPDF保存ができます。

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